山麓にて

お兄さんチームと全力疾走の少年たち。移行先はプロフみてね!きっと大丈夫!

見えないモノを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ

 

 

 

どうしても分からなかった。何も見えなかった。2018年12月に発売された女性セブン、よくある年末の特集。でも、「よくある」内容ではなかった。

 

Q.20年後の自分へ一言

櫻井氏「20年後(の自分)には、お疲れ様です」

 

 

 

「お疲れ様です」

お疲れ様です、っていうのは、何かをやった・やり遂げたときに労いの意を込めて用いる言葉。

ねぇ、分かって言ったんだよね?ファン含め世間を言葉で動かすことができる彼が、未来の自分へ「お疲れ様」ということの意味を、分かって言ったんだよね?今までそんな、未来の自分に対して、そんな言葉を投げかけたことなんて、ありました?

なかったじゃないか、君!

 

何が起きているんだろう、櫻井さんの中で。どんな思いがあるんだろう。何も、見えない。 

 

雑誌やツアーパンフで「大野智」についての質問に対し「先輩」「才能」とブレず答え、紅白特集ではおおのさんの歌声を「なくてはならないもの」と言う。

こんなことあった?いやあったけど、常にそうなんだろうけど、それでもなんか、「いつもと違う」。

もやもやしながら今度は大野さんの「櫻井翔」についての答えを見ると、「頭が上がらない」「介護要員」「言葉の力」、極めつけは「『そんなことない』って笑うだろうけど」

 

はて、これはもう、本当に何があった?何が起きている?

見ようによっては、よくある山の褒め合い労い合い。でもそうは受け取れない。

 

 

2008年。

すてごー、ふりすた、週刊誌からの攻撃。初の主演ドラマ。そんな中でのコンサート。どう考えても負担が大きい。他番組にお邪魔すればそこの出演者からちょっと度が過ぎたいじりを受け。現実逃避のように釣りに行く。なんなんだこれは。

へい×3、truth、忘れることなんてできない、夢の話。「仕事のプレッシャーが夢にまで 自分に足りないモノがあるのでは?」 ひやひやしながらきいてた。そう、極度に自分に厳しくて、頑固で、そんなに穏やかじゃない、人。ああ、時期が悪すぎる。TVでの姿しか知らないお世間様はいろんな言葉のナイフを握りしめていた、そんな中での櫻井さんの言葉。それにどれだけ救われたか(主に私が)、どんなに安心したか(主に私が)

他、雑誌での「あなたスゴイねぇ~」ラッシュなどいろんなところから、暖かくて、さりげなくて、力強い気遣いを感じた。もうやばかった。こっちが幸せになった。たくさん櫻井さんにありがとうって言った。

 

 

2011年~2012年頭。

震災、ZERO、神カル撮影期。ブラボもか。あっちに櫻井、こっちに櫻井。一方で自番組では女性ゲストにぶった切られるばかり。オトノハからも感じる働きっぷり。うん、いいけど倒れないでねと思っていたところ、大野さんからの気遣いラッシュが始まった。

そう、怪物くん期である。

へい×3、またも夢の話で「親身になってくれる」。ZERO出演。落ち込みセットと一緒に去りそうな櫻井さんを引っ張る大野さん。「夢に出てくるのに(略)片思い」。頑張ってる櫻井さん見て酒飲んで「なんか悪いな…って」。でも打ち合わせ中には手を振り続けて。(時系列はめちゃくちゃだよ)

この御方はやっぱりストレートな気遣いと表現方法だった。そして甘い。「しょーちゃんすげぇなあ」ってすごい魔法の言葉だよね。うん。私だったらそれだけで不老不死になれる。私が心配しなくても、ヤバかったらこの人が何とかしてくれる、ありがとう。そう思った年。

 

(ちょっと寄り道)

こういうところ。どちらかが迷子になってたり、立ち止まったりしたとき、もしくは立ち止まりたいとき、優しく温かく、そっと背中を触るような関係。同じ方向は見ていない。右を向いていたら左を向いているし、目線が合うかと思ったら一方が逸らすし。でもふたりは何かで繋がっていて、どこかで片方を感じ取っている。背中からかな、声かな、空気かな。

「お気に召すまま」の肩をぽん、って触るあの振りのような関係。「どうぞ、お気に召すまま、好きなようにやればいいんだよ、あなたなら、あなただからできるんだよ」って聴こえてくるような。

 

 

2018年。

ふたりとも上の2つの時期に戻ったようなことをしていやがる。しかもどちらも表現がまっすぐだ。

でも見えない。何が起こっているんだろう。

ふたりとも、嵐としても、目立った「何か」はなかった。でも確かに、今思い返せば「?」と思うことは多かった。

嵐会、発案は誰。メンバーの家に行く理由は何。仲良しアピールだけであるはずがない。20周年に向けての何かだろうか。いやそれだったら自宅に行く必要はない。大野さんのお仕事が少なめなのは「何かがあるから」なのは分かる。じゃあ何かって何。体調?まさかあの事務所が理由もなく大野さんの仕事をセーブするはずがない。じゃあ本人の意思?トラメで弾けだされなくなったのはいつから?そういえば櫻井さんがハートビートをちょっと恥ずかしがって遊びに走ろうとする姿もない、普通に楽しんでいる。そして歌番組ではいつも以上にカメラを意識してんなと感じることが多かった。20周年を祝うには1年早い。次のアルバム、「untitled」をどう活かしてくるかハチャメチャ楽しみだった。and moreの公演数はありがたいけど、その次のツアーはどうなる?「いよいよ今年も終わり!2019年、2020年の前の年!大切に!」どういうこと。

 

分からない、見えない。

 

「untitled」で5人自ら迷路に飛び込んだ。たくさんの路とその先があって、正解は一つじゃなくて(Doors)。祈った。叫んだ。すれ違い迷える時代、だから孤独になるんじゃなくて、ただ一つの居場所を、受け止め、走り続け、変えるために。君をいつでも見守る存在を、守るため。深く閉ざした暗闇が光の意思にかすんだ。迷路を抜けた。ホワイトホール現象で、周りは真っ白で(白が舞う)、目が慣れた、その先の景色は。5人で見つけた答え(Find The Answer)は、「嵐のうた」

 

なるほど、そうかぁ。

 

見えないものがある。いろいろと上手なグループ、こんなときもすごく上手だ。何が起こっていて、どんな思いがあって、どんなやりとりがあって、見えないことばかり。会見で見えなかった櫻井さんの思いは、zeroでちょっとだけ見えた気がした。ブレてなかった。ただただ、それが嬉しかった。しょうがない、それが嵐がみせたい嵐の形。それなら、きちんとその形をそのまま受け取ろうと思う。「たぶん」とか「本当は」とかは、ひとまずやめ。見えないモノを見ようとして、見えているモノを見落としたくはない。

(でも、本当に、5×20公演の挨拶は全部、全部どこかに収めてくれないかな、映像でも文字でもいいから。4/13のand moreスタートの言葉。直接きいた。にのちゃんのパンチのある一節が切り取られてる、でもほぼあの通り。いくつ公演重ねても、そこから伝えたい思いは変わらないんだろうけど、その日その日で表現の仕方は変わるだろうから。その表現が、いつも素敵だから。)

 

…綺麗な言葉を並べたものは読むのも書くのも疲れるね。汚い言葉が並べられたものも、5人の言葉以外のいろんな憶測が並べられた文章はもちろんのこと。「何で言えないのかな?好きだよ。一言よ?」

感情が大渋滞。さみしいとか、ありがと、とか、いろいろあるけど、そう!「疲れた!」今はこれだな、笑

あーーーーー本当に疲れた、まだ疲れてる、ずっと疲れてる。仕事ほっぽり出してずっと寝てたい!好きなことしてたい!(大野さんもこんなきもちなんかね)まぁ、好きなことってそこに嵐絡んでくるから、結局、また心があっちこっち忙しくて疲れるんでしょうけど。いいんです、いいんです、どれだけ振り回されても大丈夫ですわ、好きなんですもん。

 

 

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ZERO、イチメン!敬老の日。「あと何日会える?」という問いかけと共に、平均寿命などが取り上げられた。そこでは感謝とかでなく、「会う」ことに焦点が当てられていた。

 

 

あと何日会えるかな?何回会えるかな?カウントは寂しくなるからしない派。and moreに行ける未来があることだけが救い。歌って踊るアナタたちが見れる。まだまだ見たい。(ぶいろく兄さんたちがずっと羨ましかった、あんな存在になってくれたらって、思っちゃってた)

たくさん見たいな。生が嬉しいけど、もう画面越しでもなんでもいいよ。

いつもたくさんのキラキラをありがとう。これからも私にキラキラのおこぼれを頂戴ね。できれば死ぬまでにあなたがターンして散った汗を全身でキャッチしてみたい。この際VRでもいいわ。いつも言葉を尽くして伝えてくれてありがとう。その都度返しているつもりだけど、まだまだだね。できれば死ぬまでにもう一度、あなたが創るリズムにのって遊びたい。ねぇ、こんな欲ばかりだよ。櫻井さんのラップに大野さんの歌もしくはフェイクが重なる、あの音楽を、あの芸術を、もう一度…

 

ああ、まだまだ足りないな。わたしは欲しがりな人間だね。だからその代わり、いっぱい伝えるよ。ありがとう!すきだよ!これからもすきだよ!5人がだいすきだよ!

 

 

 

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「5月生まれのみんなへ!誕生日おめでとう!」

素敵なプレゼントをありがとう